振り込め詐欺の犯人側からの興味深い視点

今回ご紹介するのは、振り込め詐欺の事件とはちょっと異なり、振り込め詐欺犯への取材記事と、元振り込め詐欺犯たちによる座談会です。

被害者からの視点、取り締まる側からの視点が多い中、貴重な振り込め詐欺犯からの直接情報をご紹介します。

取材では「格差社会でしょう。年寄りは裕福、若者は貧乏。俺らは年金すらもらえない。ともなれば、溜め込んでる金持ちからいくらか取ったところで何が悪いのかと。死に金を俺らが活かす、貧乏人に再分配する。現代版の”ネズミ小僧”だ」などと身勝手な持論を展開する。

また座談会では、犯人の手口を実行するまでの準備や、それぞれの職業、被害にあいやすい老人の特徴などを告白します。

 

<振り込め詐欺犯「死に金を貧乏人に再分配する」身勝手持論>

ニュースポストセブンに掲載されたのは元振り込め詐欺犯への取材記事。

元詐欺犯はかつてオレオレ詐欺(特殊詐欺)に参画し、一千万円以上の収入を得た経験がある男性・松岡氏(仮名)。

未だ減る傾向にないオレオレ詐欺の被害だが、その理由のひとつは、「金持ちで余裕のある奴から、奴らが沈まないくらいしか盗りませんよ」などと語って憚らないオレオレ詐欺に手を染める連中が振りかざす驚くべき身勝手な持論に透けて見えてくる。

まるで現代の鼠小僧であるかのようなその持論、あなたはどう感じるだろうか。

振り込め詐欺犯「死に金を貧乏人に再分配する」身勝手持論
(出典:NEWSポストセブン)

 

<悪事の実態を告白「振り込め詐欺犯」座談会>

振り込め詐欺絡みの事件で逮捕され、服役経験がある元犯人による、振り込め詐欺犯側からの興味深い情報です。

座談会の参加者は4人。グループのまとめ役の元番頭のAさん(懲役8年)、受け子をしていたサラリーマンBさん(初犯で懲役2年)、電話の掛け子をしていた飲食店経営のCさん(懲役6年)そして受け子の元見張り役をしていた自称生活保護者のDさん(懲役3年)。

座談会では自己紹介からはじまり、服役年数や当時の立場、稼ぎそして手口や犯行までの準備などを赤裸々に語っています。さらにはどうすれば被害者にならないで済むのか興味深い質問に犯人が答えます。

悪事の実態を告白「振り込め詐欺犯」座談会
(出典:2017/11/10 17:00日刊大衆)

 

振り込め詐欺はますます増加の一途。年々その手口もさらに巧妙化しており、犯人たちは騙しの方法を日々研究していると言います。

まず騙されないために大切なのが「相談」と「事実の確認」。

言われたままを信じるのではなく、一呼吸おいてから、まずは友人や家族などに相談したうえで、そのことが事実かどうかをしっかり確認することです。

犯人は被害者であるターゲットを慌てさせ、考える余裕をなくすような話し方で畳みかけてきます。そんな時こそ、深呼吸して落ち着くよう心がけましょう。

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