分類3 融資保証金詐欺

別名「貸します詐欺」とも呼ばれるもので、“借金の一本化で月々の返済を楽にできる”など、電話やダイレクトメールを利用して融資を誘い、申し込んできた人に対し、保証金等の名目で、お金を振り込ませるなどして騙し取るタイプの詐欺です。

振り込め詐欺の中でもいちばん悪質なタイプの詐欺です。

振り込め詐欺の犯人側からの興味深い視点」で、振り込め詐欺犯の「死に金を貧乏人に再分配する」という身勝手持論について触れましたが、この融資保証金詐欺というものは多重債務や自己破産などで金融機関や消費者金融からお金を借りることができない人たちに、甘い言葉ですり寄って、藁にでもすがる思いで頼ってきた人からお金を騙し取るという、ほんとうに残酷な詐欺です。

2017年の年末、ドラマ「陸王」が20%越えの高視聴率をマークしました。この融資保証金詐欺の被害者は、もしかしたら「こはぜ屋」四代目社長、役所広司演じる宮沢社長のように、どこの金融機関からも融資を受けられず、苦悩する経営者かもしれません。

 

(1)融資を誘うDM、FAX、電話などがある

自宅や会社に、「簡単審査・低金利」「だれでも融資・担保不要」などと記載されたDMやFax、電話、電子メールが来ます。
実在する金融機関や貸金業者などを装い、商号、ロゴマーク、登録番号等を盗用して融資を持ちかける場合があります。

 

(2)融資を申し込む

 資金繰りに行き詰まった中小企業の経営者や、借金返済に苦しむ個人が融資を申し込むと・・・
「融資のため最初に融資額の10%の保証金が必要です」
「ブラックリストから登録を抹消するための手数料が必要です」 などと、現金を振り込ませようとします。
その際に「当社と提携している○○○でカードを発行し50万円借り、カードと50万円を当社に送ってください。確認のうえ融資を開始します」 などと言葉巧みに現金やカードを送付させるケースも報告されています。

 

正規の貸金業者では、「保証金」や「借入金データの抹消手続き料」など、いかなる名目であっても融資を前提に現金の振り込みを要求することはありません。DMやFAX、電話で融資を持ち掛けられた際には、まず電話帳や電話番号案内等で電話番号を調べて、その金融会社の実在を確認することが大切です。

心当たりがない会社からのDMや電話、メール、FAXには注意してください。

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