一人暮らしをしている高齢者の親・祖父母が心配ならすべき7つのこと

高齢者の一人暮らしには、さまざまな危険がつきまといます。その点、遠距離で暮らしているともなれば、家族は大きな心配を感じていることでしょう。その際、以下で紹介する7つのポイントが役に立ちます。参考にしてみてください。

 

一人暮らしをしている高齢者は増えている

みなさんは、一人暮らしの高齢者数に、どのような印象をお持ちでしょうか。少子高齢化が取りざたされているだけに、増加しているというイメージが強いかもしれません。そして実際のデータを見ても、やはりそうした傾向にあるのが事実となっています。「平成28年版高齢社会白書」によると、高齢者(65歳以上)の人数は、1980年には男性約19万人、女性約69万人という状況でしたが、30年後の2010には男性約139万人、女性約341万人と大きく増加していることが記されています。今現在親・祖父母が一人暮らしでなくても、今後ゆうに起こりうる展開であると、考えておくべきでしょう。

 

高齢者の親・祖父母が心配なときに必ずすべき7つのこと

高齢者の親・祖父母が心配な場合は、以下7つのポイントを意識してみてください。前項の通り、高齢者の一人暮らしは増加傾向にあるため、高齢者の一人暮らしを避ける努力よりも、いかに対応するかが大切となってきます。そんなとき、これらは役立つ存在となることでしょう。

連絡を常に取れるようにしておく

高齢者の場合、いつ容態が急変するか分かりません。万が一の状況ですぐに連絡を取り合えるよう、連絡手段を常に整えておきましょう。高齢者向けの携帯やスマートフォンの使い方を伝えておくと、安心です。

かかりつけの医療機関の診察券、健康保険証・介護保険証のコピーをもらっておく

診察券や健康保険証、介護保険証といったものは、本人が持っておくべき書類です。ですが、万が一の際に備え、コピーをもらっておくようにしましょう。本人が意思伝達できなくなったときに、これらを探し回る必要がなくなります。

服用している薬を把握しておく

病院から出される薬は、状態や症状に適した内容となっています。そのため服用薬について聞くことで、高齢者が今どういった状況であるのかを把握できます。また高齢者宅を訪れたときに、飲み忘れチェックをする上でも有効でしょう。

お付き合いのある近所の人の氏名と連絡先を聞いておく

遠距離で暮らしているときに何かあった場合、迅速に対応することは難しいです。そんなとき、近所の人の名前や連絡先を知っておけると、臨時の対応をお願いすることが可能になります。地域のコミュニケーションが希薄になりゆく昨今ではありますが、繋がりを作っておけると安心です。

生活範囲、行動パターンを把握しておく

高齢者の一人暮らしにおいては、突如容態が悪くなり倒れた、認知症が悪化した、そんな急な展開が心配です。ですが、生活範囲や行動パターンを把握できていれば、早急に探すことができます。

振り込め詐欺の危険性を伝えておく

高齢者における不安といえば、やはり振り込め詐欺は外せません。巧みな手口や昔かたぎの良心から、何かと被害にあってしまいやすいです。危険性をしっかり伝えて、被害を未然に防止しましょう。

振り込め詐欺対策はこちらでご紹介

通帳や実印など財産にかかわる書類の場所を聞いておく

診察券や健康保険証などと同様で、こちらも高齢者がまさかの展開で意思伝達できなくなったときに役立つポイントとなります。大きな病気をした場合には、これらが必須の存在となるかもしれません。また事件に巻き込まれたとき、財産関連の品が無事かどうかをスムーズに確認することにも繋げられます。

 

高齢者の親・祖父母が心配なときに可能であればしたいこと

上記の7つは有効なポイントですが、どうしても個人ではカバーしきれない部分も出てきます。そんなとき、遠隔でも高齢者をフォローできるサービスやグッズは重宝します。

見守りサービスを利用する

その名の通り、家族に変わって見守りをおこなってくれるサービスです。実際に目視で確認してくれる訪問型のほか、センサー型、電話・メールを使用したもの、カメラ型、宅配型などがあり、ライフスタイルに合わせて選択できます。心配だけどどうしても頻繁な気遣いは難しい、そんなときに重宝しそうです。

振り込め詐欺防犯グッズをプレゼントする

高齢者の一人暮らしを狙った犯罪が増えていることに伴い、有効な防犯グッズも登場しています。なかでもおすすめは「あんしんみーちゃん」で、警察と共同開発された、かわいらしいおしゃべり型の人形です。電話の横に置いておくことで、自動で注意喚起してくれます。

 

高齢者の親・祖父母に連絡をとるときの注意点

高齢者の安否を気遣うなら、連絡の仕方についても注意が必要です。実の家族が心配してくれるとなれば、多少不安なことがある場合でも無理をして「大丈夫」と伝えてくるかもしれません。かといって、しつこく真意を聞き出すのもプレッシャーに感じるでしょう。普段通りの会話をしながらも、遠まわしに本意を察するようにしてください。

 

 

一人暮らしをする高齢者は、事実増加傾向にあります。高齢者の総数自体も増えてきているため、高齢者詐欺などのようなトラブルが増える可能性も否めません。上記の情報を活かし、適切な対策を把握したうえで、しっかりと見守りましょう。

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