あなたの親・祖父母は大丈夫? 詐欺師に騙されやすい人の特徴12つ

世の中には、詐欺師に騙されやすい人とそうでないタイプがいます。前者の場合、普通の人からみればなぜ騙されるのか分からないようなあからさまな手法にも、何かと引っかかってしまいがちです。身近な高齢者がこのタイプでないか見極めて、被害に遭わないよう対策してあげましょう。

 

詐欺師に騙されやすい人の特徴

詐欺師に騙されやすい人は、性格に特徴があります。詐欺師は言葉巧みにお金を出させようとするため、感情を操られてしまいやすい性格の場合は注意が必要です。以下がその性格の代表例となっているので、参考にしてみてください。

限定物に弱い

限定とつくものは、今買っておかなければ損をしそうという気になるため、つい手が出てしまいやすいです。そして怪しい商売においては、何かと多用されているフレーズでもあります。限定物に弱い場合は、あまり安易にお金を出してしまわないよう注意しなくてはなりません。

値下げに弱い

元は高額の商品であるにもかかわらず、今は大幅値下げしている。または、あなたにだけ特別価格で提供する。そんな甘い文言にも要注意です。値下げにお得感を感じてしまう人は、この手法に引っかかってしまいやすいでしょう。

損得勘定ばかりでものを考える

上記2つのタイプに共通するのは、損得勘定を重視する人が多い点でしょう。いずれも、このタイミングを逃してしまうと損してしまう、このチャンスを掴めば得をする、そんなニュアンスです。損得勘定を煽られ過ぎないよう、気をつけなくてはなりません。

素直

詐欺師は、さまざまな嘘で高齢者を騙そうとします。時には、罪悪感を背負わせたり、情に訴えかけたり、そんな手法も多く見られます。素直なことは良いことですが、こうした手口に騙されやすいという側面も伴います。

情に弱い

オレオレ詐欺をはじめ、情に訴えかけるパターンは中でも多くみられます。高齢者の場合、おおらかで人情家といったタイプも少なくありません。さらに情に弱いとなれば、詐欺師の格好のターゲットとされてしまうことでしょう。

押しに弱い

詐欺師の目標は、何よりお金を手に入れることです。そのためには、相手の感情など気にせず、どんどん押してくる場合も少なくありません。そういった手口の場合、押しに弱いとすぐ騙されてしまうでしょう。

自分で物事を決められない

何かと人任せにしがちな人は、詐欺にかかりやすいです。特に近年の詐欺は、ATMの振り込み手順をこと細かに指示してくるような手口も増えているので、注意するべきです。相手を不審に思ったら、会話の流れに関係なく自分の判断でやりとりを断てるよう念押ししておきましょう。

浮かれやすい

詐欺の中には、儲け話で射幸心に訴えかけるタイプも多くみられます。このような手口の場合、浮かれてしまうと大きな罠にはまってしまいます。不審な相手には慎重になるよう、徹底しておくべきです。

自分は絶対騙されないと思っている

昔かたぎの人の中には、プライドの高い人も少なくありません。自分は詐欺などに騙されない、若い者に心配されたくない、そんな風な意識も強いことでしょう。ですが、高齢者を狙う詐欺師は、そういったタイプを相手にすることにも慣れています。注意が必要でしょう。

冗談が通じない

普段の会話においても冗談が通じにくい、そんな人も気をつけるべきです。柔軟な考え方が苦手であり、また視野を広く持つことが苦手なタイプも多いためです。詐欺師が放つあからさまな嘘の言葉も、鵜呑みにしてしまいがちでしょう。

情報弱者

近年の詐欺は、情報弱者を狙った手口が多いように感じられます。普通であれば価値を感じないような商品も、言葉巧みに勧められると魅力的な存在に思えてきてしまいます。ですがしっかりとした情報が備わっていれば、物の本質的な価値をしっかり見抜けるでしょう。

親しい人が少ない

詐欺師がコンタクトをとってきたとき、すぐに相談できる相手がいれば安心です。それこそ上記までのような性格の持ち主であっても、被害は未然に防げるかもしれません。ですがそうした親しい人がいない場合は、危険な状況に陥りやすいでしょう。

 

騙されないようにするために詐欺師が使う心理学を把握

詐欺師は、高齢者の心理的な隙を狙って巧みに騙そうとしてきます。以下は、詐欺師が好んで使用する心理学的手法の一部です。少々難しい言葉も並んでいますが、目を通しておいて損はないでしょう。

返報性

「好意の返報性」などと呼ばれるものです。人は何か好意を向けられたり、親切にしてもらえたりすると、そのお返しをしたくなります。たとえば、無料の資料やサンプルなどを提供された場合などは、安易に契約してしまいやすくなるとされています。人の良心につけ込んだ、巧みな詐欺といえるでしょう。

一貫性

人の心理として、「一貫性を通したい」、もしくは「通っていて欲しい」と考える傾向がみられます。たとえば、自分の最初の判断は間違っていない、これまでの努力を無駄にしたくない、そんな考えです。ですが、こうした心理を悪用して、一貫性を持たせた詐欺手口も中には存在します。一貫しているからといって、簡単に信用するべきではないのです。

社会的証明

これは、自分以外の大勢が信用している、もしくは評価しているといった状況から、自分も信憑性を感じてしまうといったものです。例としては、利用者数ランキングや口コミ、また実店舗の伴う商売であれば、行列もそのひとつでしょう。詐欺サイトなどでは、架空のランキングや口コミを用意して社会的証明を表しているケースが少なくありません。

権威性

いわば、ジャンルに特化したプロフェッショナルを謳うような手口です。「地域唯一の」「あの有名大学卒の」「あの権威も認めた」そんなキャッチコピーで、信用を煽るのです。ですが詐欺商品の場合、それらが本当かどうかは定かでありません。

希少性

人は、希少な存在に特別感を覚えてしまいがちです。そんな人間心理を悪用したコピーも、多く見られます。特に、希少成分がメリットとなりやすい、健康食品や化粧品に多く見られる手法です。

 

 

上記を参考に、詐欺師に騙されやすい特徴を持った人は、そのことを自覚して詐欺に注意しましょう。また、親や祖父母など、周りに騙されないか心配な高齢者がいる場合には、詐欺防止グッズを活用するといった対策も有効です。

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