分類1 オレオレ詐欺

オレオレ詐欺は、息子や孫になりすますパターンと警官や弁護士など第三者になりすますパターンの2つに分けられます。

■手口その1:親戚などになりすます。

・会社の金を使い込んだのがバレた。
・浮気をして相手を妊娠させてしまった。
・交通事故を起こして示談金が必要だ。
・会社の小切手・現金の入ったカバンをなくした。
・投資に手を出して失敗してしまった。 
などと心配させて、家族を思う気持ちにつけ込んでくる。

<具体的な手口>
犯人が、息子や孫などになりすます場合、事前に、「携帯電話の番号が変わった」という電話(アポ電)がかかってくることが多くあります。流れとして、まず犯人は、被害者に電話をかけ「オレだけど・・・」などと言い、電話を受けた被害者自らが「○○かい?」などと息子や孫などの名前を聞き返してしまうことで、犯人は息子や孫などになりすましてしまいます。そして、携帯電話を落とした、あるいは壊れたので「新しい電話番号を教える」と、本当の息子・孫とは別の連絡先を伝え、犯行に使用する携帯電話番号が息子や孫の新しい携帯電話番号であると信じ込ませ、本物の息子・孫と連絡をとらせないようにします。

この時「カゼを引いて、のどの調子が悪い」と声の違いを不自然に思われないよう装うこともあります。
そして後日、被害者より聞きだした息子や孫として再度被害者に電話をかけると「投資に手を出して会社の金を使い込んだ」、「今日中に返さないと、会計監査が入ってクビになってしまう」など、今すぐお金が必要だという話を切り出してきます。被害者は、息子や孫が大変な状態になっていると信じ込んでしまい、犯人の言うがままにお金を振り込んだり送ったりしてしまいます。
「電話番号が変わった」という電話には十分に用心してください。

■手口その2:警察官などになりすます

・あなたの口座が詐欺事件に使われている。
・あなたの息子が痴漢・交通事故をした。
・クレジットカードが偽造され不正使用された恐れがある。
などと驚かせ、不安な気持ちになるよう仕向けてくる。

<具体的な手口>
犯人は、警察官や捜査関係者、銀行協会関係者などになりすまし被害者に電話をかけます。そして、「振り込め詐欺で逮捕した犯人があなたの口座を犯行に使用していた」はじめ 「ご主人(息子)が痴漢をしたので、今事情を聞いている」「ご主人(息子)が、交通事故でけがをして話せないから代わりに電話している」などと、電話を受けた被害者を不安な気持ちにさせるような話をしてきます。

そして動転した被害者に対し「あなたの口座のお金は、詐欺のお金の可能性がある」「財産が差し押さえられることになるので、お金が下ろせなくなる」「事故で相手に大きな損害が出たので、とりあえず保証金を支払った方が良い」「痴漢をした相手の女性が訴えると言っているので、示談金を払った方が良い」など更に不安をあおり、正常な判断ができないように仕向けた上「今すぐお金を下ろしてください」「早くお金を下ろさないと、使えなくなる」「今すぐ保証金(示談金)を支払わないと、裁判になって息子さんが刑務所に行く」などと、すぐにお金を下ろさせたり、振り込ませるようにまくし立てます。

この時、録音した駅構内や道路の音、女性の声などを背後で流し、その場にいるかのように演出したり、警察官や弁護士などを名乗る者が次々に電話口に出るなどして、本当に事件が起きていると感じさせる劇場型と言われる手口もあります。

また警察官などになりすました犯人が、言葉巧みに被害者からキャッシュカードあるいはクレジットカードを受け取り、預貯金を全額引き出してしまったり、キャッシング機能でATMなどから現金を引き出す被害も発生しています。

警察や銀行協会等の官公庁や団体から電話があった場合、言われた電話番号を電話帳や電話番号案内(104)等で必ず調べることが大切です。さらにキャッシュカードやクレジットカードは人に渡さず、暗証番号も教えないことが大切です。

※参考:警察庁HPより

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