オレオレ詐欺の受け子って? オレオレ詐欺グループの成り立ちについて解説


オレオレ詐欺がどのように成り立っているのか詳しく理解している方は少ないでしょう。オレオレ詐欺はグループで活動していることが多く、単独で犯行に及ぶことは少ない傾向にあります。ここでは、オレオレ詐欺グループの成り立ちや自分の家族が受け子などになってしまわないための注意ポイントについてご紹介しましょう。

 

オレオレ詐欺グループの成り立ち

先述したように、オレオレ詐欺は単独で犯行が行われることがほとんどありません。オレオレ詐欺が流行り始めた頃には単独犯もいたかもしれませんが、現在ではほとんどのケースにおいて複数人によるグループでの犯行となっています。ここでは振り込め詐欺グループの主だった構成についてみていきましょう。

受け子

テレビのニュースで「振り込み詐欺の受け子が・・・」などといったワードを耳にした方もおられるでしょうが、受け子とはターゲットから直接現金を受け取る役割を担う者です。

出し子

出し子も現代におけるオレオレ詐欺グループにはなくてはならない存在の一つです。犯罪に利用された口座から現金を引き出す役目を担っており、何も知らない人がアルバイトとして担当していることもあります。

かけ子

オレオレ詐欺を働くためにターゲットへ電話する役割を担っています。

リクルーター

電話をかけて相手を騙すためにさまざまな人物に成りすます必要がありますが、そうした役を演じる人間を雇う派遣業者のような存在です。

首謀者

言うまでもなく、オレオレ詐欺グループの代表です。上述した掛け子や受け子などを統括する存在と認識すれば良いでしょう。

 

騙されてオレオレ詐欺の受け子になってしまう人たちが増えている

近年では、騙されてオレオレ詐欺の受け子になってしまう方が増えています。お金を受け取る際にATMなどから引き出すときがもっとも危険ですから、グループの幹部や首謀者が自らそのような行動に出ることはありません。ではどうするかというと、高額なアルバイトとして人を雇い、その人たちを受け子や出し子にしてしまうのです。

本人はただのアルバイトと思っていますし、まさか犯罪だとは思わず手を貸してしまっているケースも少なくありません。また、オレオレ詐欺だと知っていてもローリスクハイリターンで、しかも犯罪らしい生々しさがないため安易にこうした違法アルバイトに手を染めてしまう若者が増えているのです。

 

万が一自分の子供が受け子になってしまったら

万が一、自分の子供が受け子になってしまったときに以下を理解しておきましょう。

受け子として逮捕された時の罪の重さ

この場合、詐欺を自覚していたかそうでないかでも判断は変わってきます。受け子でも詐欺罪に相当するといわれていますし、詐欺罪となった場合は、1ヶ月以上10年以下の懲役となります。

逮捕から実刑までの流れ

逮捕されてしまうと、まず警察に拘留されて取り調べを受けることになります。取り調べが終われば検察への送検、起訴となり裁判で有罪が確定すれば実刑となります。

保釈は認められる?

前科などによって変わってくる可能性はありますが保釈金を支払って保釈される可能性はあります。

不起訴は狙える?

状況や弁護士によって変わってきますが、受け子として逮捕された方が不起訴になった例はありますから不可能ではないでしょう。

執行猶予はつく?

これも前科の有無など状況によって変わってきますが、執行猶予がつく可能性はあります。

示談はすべき?

示談で済むのならそれに越したことはないでしょうが、示談の金額次第ではやめておいたほうが良いでしょう。

 

自分の孫や息子を受け子にしないために

自分の大切な子どもや孫が振り込め詐欺の受け子になってしまったとなると悲しいことですし、できればそんなことになってほしくないでしょう。このようなことが起きないためには振り込み詐欺そのものを根絶する必要があります。振り込み詐欺そのものがなくなれば今後受け子になってしまうような人も出ないでしょうし、騙されて受け子になるようなことも防げます。

また、親子がきちんとコミュニケーションを取り合い、愛情を持って接していれば詐欺などの犯罪に手を出す可能性も減ると思われます。騙された場合は仕方ないかもしれませんが、普段から家族でのコミュニケーションをとることが大切だと言えるでしょう。また、振り込み詐欺の対策グッズなどを使うことで振り込み詐欺防止に繋がりますから、そのようなグッズがあることは覚えておいてください。

 

 

両親が振り込め詐欺の被害に遭ってしまうのも心配ですが、自分の息子が受け子になってしまうというのも心配です。振り込み詐欺という犯罪がこの世にある以上、これからも受け子や出し子になってしまう人が出てしまいますから、やはり振り込み詐欺そのものを何とかしなくてはなりません。振り込め詐欺の対策グッズなどを活用し、一人一人が振り込め詐欺の根絶に努めればこれから先振り込め詐欺がなくなるかもしれません。まずはそういう意識を持つようにしましょう。

あわせて読みたい